Hawaii Diary in Nov.2008
無駄な時間を楽しむ旅、ハワイ。
Day 1 11月16日(日)(日本時間)午前~プロローグ
出発当日。小雨。
ここ数年はゴルフに行ってから夜の便で向かっていたハワイ。
今回はゴルフに行けるのにすっかり予約を入れるのを忘れ、一日家でのんびりする事に。
家を出るのは午後4時前。
外を見ると小雨が降っている。
支度は既に終えている。
する事何も無し。
昼頃、自然に目が覚めるまで寝ていた。
3月中頃、ゴルフシーズンが始まってから、
11月の今日に至るまで、予定も無く、目覚まし時計以外で起きる事は一度も無かった。
仕事とゴルフ以外の初めての休日。
偉そうに言う事じゃないが、ある意味、規則正しい生活だった。
午後4時前家を出て、千歳空港に。
いつもと同じ空港近くのパーキングに車を持って行き、22日帰る事を告げ送迎車に乗り千歳空港に。
空港着は出発の2時間ほど前。
カウンターに行き、発券手続き。今回はEチケット。
インターネットでマイレージをチケット交換した。
こうやって書くと「さぞかし飛行機に乗っているのか?」とよく聞かれるが
私はほぼすべての生活品購入などもマイレージカードでしている。
上手く使うと年間数万マイルがたまる。
だから意外とたまるのだ。
さていつも問題は「座席の位置」。
インターネットで購入の際も、もちろん座席の指定は出来るが足元の広い席は取れない。ここで再度リクエストを出す。
『足が伸ばせるところは無いか?』
どうにもこの座席指定のルールが良く把握出来ない。
以前は2時間30分前ルールがあったようだ。
その時間から一斉に座席指定が始まり、早い順番に好きなところを確保出来た。
しかし最近はEチケットなどでは数ヶ月前から座席の指定が出来る。
ただ、その座席はすべて指定できるわけではなく、希望の非常口の前の席は取れない。
だからいったん座席を適当に抑えておいて、その後再び当日確認するのだ。
ただ以前は直行便だったのでほとんどが北海道の客のみで、上手く立ち回れば取りやすかった非常口前だが、今は乗り換えで向かうため、日本中からハワイ行きの飛行機に乗る事になる。
そうなるとなかなか簡単にはいい席は確保出来ない。
アテンダントに恐る恐る聞いてみた。
「確認します。・・・・・・・・・
翼の上なら非常口前があります。」
ラッキーだった。
ちなみにその便は空席があるのか?と聞くと
「満席」との答え。
つまり、出発2時間前のこの段階で「発券はされているが、まだ座席が決まっていない客がいる」と言う事だ。
なぜ取れたのか?
推測するに、まず乗り継ぎ便であったこと。
乗り継ぎのため、千歳空港で乗り継ぎ後のハワイ線の便の座席の確認が早く出来た。
この時点で出発の約6時間前。
つまり、セントレア(中部国際空港)に直接来る客はまだ空港にやってこない。
そしてツアー客も多かったのかも知れない。
ツアー客は座席リクエストは原則出せない。
上手く潜り込めて一安心。
こう言ってはなんだが、この年になって
「外の景色が見えないと嫌だ!」
なんて事を言ってはいられない。
まずは『いかにリラックスして長時間の長旅を過ごすか?』
の一点なのだ。
これが決まればあとはのんびり。
空港でコーヒーを飲んで、出発時刻に名古屋セントレアへ向けて飛び立った。
Day 1 11月16日(日)(日本時間)セントレア~機中
Day 1 11月16日(日)(ハワイ時間)機中~ホノルル空港
今、私は名古屋セントレアを利用し、ハワイへ向かう。
旅慣れていない人は国際線=成田と思っている人はいないだろうか?
確かに以前はほとんど成田を利用していた。
今もハワイ線の便数では一番多いだろう。
ハワイ島コナ行きもある。
(一度廃止路線になったが、再び2017年成田〜コナ就航)
しかし問題なのは「乗り継ぎ」なのだ。
千歳→成田間の乗り継ぎ便がきわめて少ない。
そのほとんどが 羽田経由 だ。
(羽田から成田に向かい乗り継ぐ)
夜にハワイへ向かう前に東京見物でもして
・・・と言うならまだしも、とにかくまっすぐ向かいたい人にはこの羽田~成田が苦痛この上ない。
しかも千歳~成田の便が取れても、便によっては6時間近く成田国際空港で時間つぶしをする事になる。
3、4年前の私はその憂き目に遭い、おかげで成田国際空港北ウイングの端から端まですべてを知り尽くした。笑
6時間は相当に苦痛。
そこで登場するのが二つの手段。
一つは 関空経由。
もう一つは 名古屋経由。
特に名古屋経由はとにかくアクセスがいい。
待ち時間は 約2時間。
到着後2階の商店街をちょっと散策し、軽く食事を摂るなら摂り、スタバでコーヒーを飲んだら、搭乗時間。
丁度この時間は他の便も混み合うので出国検査に手間取り、検査をして、中に入る頃にはもう出発の時間だ。
絶対にお勧めするのがこの名古屋経由。
夜10時すぎ、定刻少し遅れでハワイに向かい出発。
飛行時間は約6時間。
足を伸ばしてゆったりと。
向かうは夢の島、『ハワイ』。
機中。
非常口前の席は足が延ばせて良いものの、
すぐ横にトイレがあるため人がひっきりなしに往来するのが弱点。
落ち着かない。
そんな中でやってしまった人が・・・・・
2人ほど並んでいる人を蹴散らして、トイレに飛び込む男性。
何となく周りがざわつく。
ふと見ると、トイレ入り口下通路に嘔吐物が散乱している。
どうやら我慢出来なかったらしい。
しばらくして気がついたアテンダントが騒々しく動き回る。
床やドアに付着した嘔吐物を拭き取り、中の気配を気にしている。
声をかけても返事はなさそう。
4つしか無いそこのトイレの一つが塞がって、
ますます私の周りはトイレ渋滞。
少しして申し訳なさそうに男性が出て来た。
今どき30歳前後の人で 飛行機に酔ってゲロする人はあんまり見た事が無い。
乗り馴れない人なら仕方が無いが、酒の飲み過ぎだったりしたらとんでもない話。
ちなみに飛行機はほとんど揺れていない。
安定飛行そのもの。
だから酔う要因は他にあんまり見当たらない。
会社の仲間との旅で『おだったか?』
とにかく迷惑千万。
ちなみに中折れするトイレのドアは
慣れていない人だとどっちに折れるかわからず困る事がある。
その輩もよっぽど慌てていたんだろう、
押すところを無理矢理引いて破壊。
ドアにはアテンダントによって ガムテープで応急処置 が施されていた。
「旅の恥はかきすて」か・・・・
ハワイ時間の午前7時、ホノルル空港に到着。
ちょっと雲の多い、
だが、いつもと変わらないホノルルだ。
Day 1 11月16日(日)ホノルル空港~ホテル
いつものように入国検査。
入国検査場が拡張されていた。
日本人旅行者の数は減っていると聞いたが、
そんな気配は微塵も感じない。
「本日も大盛況」って感じ。
イミグレーションを突破し、いつものようにリムジンバスでワイキキへ向かう。
ちょっと感じたのはバスに乗っていたのが外国人が多かった事。
まぁ、外国人と言うと私が外国人なのだが、
要するに「日本人以外の人」って事。
以前聞いたところによると、
欧米旅行者は基本的にお金を使わない。
ブランド品を買いあさるのはもっぱら
日本人や最近は韓国、中国などのアジア系。
その代表の日本人がこの不況でハワイにやってこないので、ハワイの景気がすこぶる悪いそうだ。
車窓から見える景色はこれまでと何ら変わらないが、
ハワイの実情はかなり悪くなっているらしい。
ワイキキの街の中をバスが走り抜ける。
以前はひしめくように並んでいた店も今は歯抜け状態で所々閉めている。
高級ブランドショップは活気を維持しているようだが、世界のショッピングスポットの代表的な存在であるワイキキも、停滞期に入っているのが見て取れる。
おそらくすぐに新しい店が入るのだろうが、いつまでもつのかはわからない。
そんな事を感じながら宿泊ホテル
"Sheraton Waikiki" に到着。
これまで10年使い続けて来たHyatt Regency Waikikiに代えて、今回はシェラトン・ワイキキにした。
と言うのも以前お願いしていたハイアットのマネージャーがシェラトンに移ったのだ。
何があったのだろう。
長く勤めたホテルを辞めて斜め向かいのホテルに移るあたりは、いかにもアメリカらしい。
ヘッドハンティングなのか?
チェックイン。
2727号室。
31階建ての27階。
オーシャンフロントビュー。
ドアをあけるとそこにはいつと変わらない蒼い海が迎え入れてくれた。
荷物を開けて、さぁここからが問題だ。
時刻は10時前。
毎回なのだが、初日の過ごし方がその後の一週間に影響を与える。
ここで熟睡してしまうと時差ボケになる。
とは言っても機内ではほとんど寝ていないので、すぐに出かけるのはかなり厳しい。
で、仮眠をとる。
30分で起きてアラモアナに散策に出かける。
この日は日曜日。
ロコにとっても日常のショッピングセンターであり、イベント会場であり、デートスポットでもあるアラモアナショッピングセンターは大混雑。
子供達のウクレレ発表会が行われていた。
そんな中、あのばかでかい建物の中をぐるり周り、夕方ホテルへ戻る。
さすがに疲れた。
Day 1 11月16日(日)またやった・・・・・
風呂に湯を張りつかるといつの間にかZzzzz
『これはチャンス!!』とべッドに潜り込む。
ここ最近のハワイ旅では記憶に無いほどの 深い眠りから目が覚めた。
時計を見る。
0時30分。
・ ・・・・・またやった・・・・
結局、今年も時差ボケだ。
寝た時間は4時間ほどだろうか。
しかし深い眠りだったせいか目がパッチリ。
でもこれで起きてはいけない。
布団の中で格闘、その後なんとか再び眠りに。
再び目が覚めた。
3時。
・・・・
もはや絶望的な時間に目が覚めた。
日の出までまだ3時間。
横を見ると!
隣のベッドからかみさんの声。
夫婦二人して初日から大失態。
なんでこんなに来ていて毎度同じ事を繰り返しているんだろう?
どこに原因があるのか?
酔っぱらった男が機内でゲロ吐いている姿を追いかけている場合じゃなかった。
やっぱり飛行機内で寝なきゃ。
Day 2 11月17日(月)ルームサービス。
再び眠りにつき再び目が覚めた時は明るくなっていた。
時計を見ると7時15分。
ベランダに出る。
私の部屋からは太陽は見えていないが、
扇型のホテルの一番右側が日に当たっている。
まずは朝食。
この2年様々なホテルの朝食巡りをしている。
今年の最初はと言うとあれこれ考えた結果、
ルームサービスを取ってみる事に。
良く映画に出てくるベッドの中で食べる朝食。
何となく贅沢な感じしないか?
金持ちっぽくないか?笑
オーダー後、数分でノック。
朝食到着。
スクランブルエッグに
ジャーマンポテト、
トーストにコーヒー、
オレンジジュース、
フルーツ。
ケチャップは一回使い切りのミニボトルに入ったHEINZ。
グラスにビッチリはいった果肉たっぷりの100%オレンジジュース。
日本のホテルなら絶対にサーブしないほど焦げたトースト。
パイン、
パパイヤ、
青肉の決して旨くはないメロン。
オ~~~ッ!
アメリカン・ブレークファスト!!
ベッドの中で食べる事は無かったが、
部屋の中で食べる朝食はなかなか悪くはない。
でも、料理の合計50ドルにサービス料金4ドル、さらに17%の税金がかかって当然チップも支払う。
トータル65ドル。
朝食で、2人で6,500円かよ!
(1ドル100円換算)
高っけ~~~~~!泣
Day 2 11月17日(月)ワイキキ散策 with デジイチ
食事後、早速街に繰り出す。
今回の旅は本格的な写真撮影の旅。
春に購入した 一眼レフ が日の目を見る。
これ迄はコンパクトデジカメしか使った事が無い私。
でもちょっと物足りなさを感じ購入したのが初心者モデルの NIKON D60。
18~55mmと55~200mmのレンズがついているのだが、使い方がよくわからない。(普通、勉強してくるよな)
全くのど素人。
春に買ったのだから練習しておけばいいのに、
全く撮る気になれず。
「絞り」がどうとか、
「シャッタースピード」がどうとか、
ほとんど理解出来ないまま持って来た。
一応、説明書読んで、知り合いのプロとカメラ好きの友人に聞きまくり、やって来たがあまり理解していない。
で、いざ外に出る時にどっちのレンズを良く使うのかもわからないので、ひとまず両方持って出る事にした。とにかく撮りまくった。
同じ構図のものも絞りを変えて2枚づつ。
レンズを替えながら、あっちこっちで。
さすが今どきのデジイチ。
不思議とそれなりに写るもんだ。
便利なのは、
ちょっと遠くでいい雰囲気を出しているおっさんとか、老夫婦が椅子に座って話しているところや、子供なんかは望遠で何気なくレンズを向けても気づかれない。
言っておくが、決して水着の女性のお尻を盗撮している訳ではない。
たまには撮るかも知れないが。
でも、それはあくまでも、『芸術』です。
海の色も光の入り方でずいぶん違う。
蒼く見えたり緑に見えたり。
修正も出来る。
実はコンパクトデジカメでも今どきは出来るのだろうが、そんな事を調べた事も無かったのでやはり一眼レフは、はまると面白そうだ。
あとは男性心理としてやはり他のレンズが欲しくなる。
何が必要か良く考える事が必要だ。
(カメラ業界では次々とレンズが欲しくなることを
「レンズ沼にハマる」という。)
ワイキキの街の中を歩きながら撮りまくっていたら気がつくと午後2時。
なんと5時間以上もふらふらしていた。
パソコンに写真を移し、夕方から再び街へ。
スタジオリムに顔を出すが不在。
置き手紙をして戻る。
かみさんの買い物の付き合い。
ほどほどの距離を置いていないと喧嘩になる。
旅先は危険がいっぱい。
夜は恒例のインターナショナルマーケット内の
チョイズキッチンでスパイシーポークの弁当買って部屋で食べる。
相変わらず旨い!
夜飯は2人でわずか19ドル。
朝食は60ドル。
不思議な食生活。
不思議な夫婦。
就寝は眠いのを我慢して午後10時過ぎ。
今晩はぐっすり眠れるだろう。
Day 3 11月18日(火)朝。
目が覚めた。
時計を見ると・・・・・・・
2時30分。
ダメだ・・・・・・。
我慢して布団の中にいたものの結局眠れず。
午前3時に起きだして、ベランダで実は今これ書いています。
出発から今までの出来事。
途中雨が降って来たり、近くの部屋から酔っぱらって吐いてる音が聞こえたり・・・
さすがにハワイといえどもこの時間は短パンではかなり寒い。
ただいまの時刻、午前6時3分。
書き出しから3時間ほど経過。
あと数分で夜が明ける。
空はまだ真っ暗だが鳥が一斉にさえずりだしている。
ダイアモンドヘッドの向こうが明るくなりだしたら一日の始まり。
こっちに来て3日目のスタートだ。
今日は何を撮ろうか。
さすがに徹夜は辛い。
ちょっと寝てみようと布団に入ると知らないうちに眠りについたらしい。
目が覚めると時刻は7時30分。
シャワー浴びて外に出る。
どんよりとした曇り空。
朝食は宿泊先の Sheraton Waikikiのテラスグリル。
昨年まではブッフェを食べていたが、いつも量が多いので違うものを注文。
私はエッグベネディクト。
マフィンの上にポーチドエッグを乗せ、
その上にチーズを乗せてオランデーズと言うソースがかけてある。
それにコーヒー。
オランデーズは少し酸味があっておいしい。
外は時よりシャワーが激しく降っていた。
来てから雨が降らない日は今のところ無い。
量は多くはないが上空は晴れているのに雨が突然降り出す。
しかし傘をさす人はほとんどいない。
止めばすぐに乾くからだ。
食べ終わる頃には案の定雨はやんでいた。
Day 2 11月17日(月)チャイナタウン~アロハタワー
その後向かったのはチャイナタウン。
『横浜中華街』のように世界中どこにでも中国人の形成した街は存在する。
何度か行っているハワイだがチャイナタウンに行くのは実は初めて。
The Busに乗って向かう。
約30分ほどだろうか、バスに揺られてついた一角はまさに中国人の街。
古い建物が数多くあり、歩行者はほぼ中国系。
飛び交う言葉も中国語。
歴史を改めて振り返っていないが建物の感じは1930年代~からのものだろうか。
それにしても活気がみなぎる街だ。
中国人の気質もあるだろうが、いるだけで楽しくなってしまう。
ほぼすべての通りを歩き、歴史のある町並みを堪能した。
その後歩いてすぐのところ、
アロハタワーへ。
前々回も行ったアロハタワーだったが、
こちらはチャイナタウンとは対照的にずいぶんと寂れていた。
店の3分の1くらいは空になっていてガランとしている。
観光客の定番コースと思いきや、
既にそんなに人気はないようだ。
確かにリピータが足を運ぶかと言うと一度行けばいいと言う場所でもある。
そしてこちらはなぜなのかはわからないが、
韓国系移民および末裔が経営している店が圧倒的に多い。
ちなみに韓国系の経営する店の店員はほぼすべて日本語が堪能である。
しかし客への声掛けなどは、日本人には無い積極性を持つ。
これはワイキキのインターナショナルマーケットプレイス内のショップにも言える事で、
さらに言うと韓国内、ソウルなどの日本人相手に商売する店の人もそう。
私はその積極的な声がけにうんざりしている。
それはともかく、アロハタワーと言えば
その昔 ”MATSON”と言う船会社がメインランドから多くの観光客を運び、その 長旅の終着の目印 になるシンボルだった。
今や船でハワイに入るなんて人はほまずいない。
いや、何日も時間をかけて旅をするなんて贅沢すぎなのか・・・
アロハタワーの存在は周辺のマーケットとともに危機に瀕しているのかも知れない。
〜 Tips 1 〜
Aloha Tower
アロハタワーマーケットプレイスは以前は飲食・土産物店などがひしめいていたが、
2016年現在は数点を残し店舗は撤退。
その後、ハワイ・パシフィック・ユニバーシティ(HPU)という大学が教室やイベントホール、学生食堂そして学生寮などとして利用する施設に。
1926年に建てられた、当時最も高かった建物「アロハタワー」は、
船での長旅の疲れを吹き飛ばしてくれる到着の目印であり、ハワイのシンボルであったが、現在は観光で訪れる人もかなり少なくなってしまった。
ちなみに若干の資料が残り、今でもタワーは上がることができる。
Day 3 11月18日(火)夕方~朝のような深夜
朝の天気はウソのようにいつの間にか空は晴れ渡っていた。
ホテルに戻りしばし休憩後ふたたび街へ。
夕日が沈むのを27階のベランダから楽しみ、沈む直前にホテルのプールサイドに。
ハワイのお客さんは私も含め、
サンセットが大好き。
毎日同じようにどこでも日は沈むんだろうが、
ハワイのサンセットは格別らしい。
多くの人が楽しみにしているサンセットだが
今日も昨日に引き続き、水平線に沈むところは見えなかった。
いつも最後の最後で 雲が邪魔をする。
その雲がかかっているかどうかはその時になってみないとわからない。
ギリギリになって判明する。
わずか沈む太陽の直径くらいの薄いものだが今日も邪魔された。
邪魔している時間はおよそ1分も無い。
あっという間に日は沈む。
「また明日」。
日は沈んでもその後しばらくは余韻を与えてくれる。
明るさを維持しながら夜の準備を始める。
私はビーチをダイアモンドヘッド側に少し歩いた。
ホテルに戻るとさっきサンセットを見ていたプールサイドはフラのショーが行われていた。
激しいフラよりも私はゆったりとしたフラの方が好きだ。
隣のバーからは現地のミュージシャンが歌う
”ホノルル・シティライツ” が聞こえていた。
今日こそゆっくり寝られそうだ。
ちょっと気がかりなのは午後3時頃ベランダで日光浴しながらついウトウトと
30分ほどしてしまった事。
でも今日一日歩いたし、そろそろ時差ボケは解消されてもいいはず。
12時過ぎまでがんばって起きていたが、
我慢出来ずにベッドに潜り込む。
ところが・・・・
なぜかやはり寝付けない。
なんとか眠りについて、目が覚めると
なんと3時。
絶望的な気分になりながら、
いったんベランダに出て気持ちを取り直し、再びベッドに。
次に目が覚めたのは
午前5時前。
ほぼきっちり1時間30分レムとノンレムの境目で起きているようだ。
とほほ・・・
Day 4 11月19日(水)朝
ん?!
ドアの閉まる音で目が覚めた。
寝てしまったようだ。
あんなに寝付けないと悩んでいた割には深い眠りに落ちていた。
時刻は午前8時過ぎ。
今日も撮影の前に腹ごしらえ。
サーフライダーのザ・ベランダ。
白亜のホテル、
創業100年のハワイのベテラン、
モアナサーフライダーの一階。
その昔は ”Hawaii Calls” と言う、全米に流れたラジオ番組の舞台になった場所だ。
この日の食事もブッフェにはせず。
ウェイターに勧められたが ”TOO MUCH” と言うと納得していた。
頼んだのはツーエッグス。
2つの卵を料理し、
ベーコン、ハム、ソーセージから好きなものを選んで、ジャーマンポテトを添える。
ハワイではポテトの変わりに『ご飯』と言う選択肢のところもある。
でもそれはやはり野暮。
一週間程度、海外に行ってまでご飯みそ汁を食べたいとは思わない。
場所はプールを囲むようにしてある数少ない海の近くのベランダ部分。
運がたよりだが、最高の席を手に入れた。
そこからワイキキビーチや目の前に生えている樹齢100年以上のバニヤンの大木を眺めながら食事。
一日の始まりだ。
まずは最近のお決まり散歩ルート、一度は必ず歩く カピラオラニ公園へ。
その後ビーチ沿いを再び中心部に向かって折り返す。
カピオラ二公園から折り返したのはハワイのゲイが集まる場所だったので、たくさんの男が二人仲良く日焼けを楽しんでいた。声をかけられないように急ぎ足でそこを抜ける。笑
その後カラカウア通り沿いを歩く。
毎年嫌と言うほど歩いていても新しい発見は必ずあるものだ。
それらを写真に収めながらホテルへと向かう。
『新しい発見』と言うとワイキキもずいぶん様変わりしている。
「ロイヤルハワイアンセンター」もリノベーションが終了し本格的に営業。
「ビーチウォーク」もショッピング街として客を集めている。
デューティーフリーは現在リノベーション中。
(2016年現在リノベーション終了)
一階にブランド店が入り高級感が増した。
そんな事を感じながら散歩を楽しむ。
■ 番外編~携帯電話に関する一考察 ■
その後、知り合いの勤める職場「スタジオリム」に顔を出すが外出中。スタッフと話をしながらパソコンでメールのチェック。実は部屋での登録をしなかったため、メールはこちらに来てから確認をしていない。職場にはもちろん「旅行に行く」と伝えてあるので、野暮な仕事のメッセージはこないだろうが、他の仕事の話などが他の業者などから舞い込む事がたまにあるので、そうなると、『せっかく仕事をあげているのに、あいつは返事もよこさん!』ってことになる事が怖い。
チェックすると、さすがにそこまでのメールは来なかったが、会社の同時送信の極めて『野暮な』、一瞬にして現実に引き戻されるメールが多数送られていた。最近は「便利」を売り物に携帯電話も使えるようになったが、私は絶対に持って行かない。かけてくる相手は時も場所も選ばない。昼夜逆転の時差がある上に、旅行に出ている事を知らない知人もいるから「たいした事じゃないんだけど、ちょっと聞いてくれる?」なんて能天気な電話でも来ようものなら最悪の事態だ。 仕事を休んで、太平洋のど真ん中まで来て、仕事の愚痴は聞きたくない。
それにしてもこの携帯電話、「依存症」なんて良く言うが、日本人だけかと思ったらアメリカ人も結構多い。とにかく歩きながら携帯で話している人を良く見かける。やはり人はどの国でも同じ。
手持ち無沙汰になると携帯をいじる人はどこの国にもいるようだ。そして困るのはフリーハンド機能のついた携帯を持っている人。耳に機械を取り付けているのだが、携帯を耳にあてがわずに話をしながら歩くから、一人で話しているから気持ち悪い。しかも言葉がわからないとなおさらだ。
「・・・俺に言ってるのか?怒ってるのか?」時々、焦る。
(2016年現在:さすがに携帯は持っていくようになった。今はLINEなどを使えば無料で通話もできるように。時代は激変している)
結局、知り合いには会えずにいったんホテルへ戻り、その後アラモアナへ。
ショッピングセンター横のウォルマートでお買い物。
このウォルマートは最近は日本人の客が増加。
食料品なども低価格。お土産物などを買うにはもってこい。
そろそろ準備しておかないと結局いつものように最終日にてんてこ舞いする事になる。
しかし荷物が多い。
結局土産は後回しに。
ちなみに買ったものは土産の少々とジップ・ロック。
それにハワイの写真集。
このジップロック、アメリカは日本以上に種類が多いのをご存知だろうか?
定番の袋物からタッパー状のものまで様々。
冷蔵庫の整理にはうってつけのジップロック。
お土産や奥さんご自分で使うのにいかが?
Day 4 11月19日(水)夜
その後食事。
ロコの定番、 L&L DRIVE INに。
ロコモコのレギュラーとミニをかみさんと二人で注文。
ところが!!!
ミニは普通の大きさのハンバーグにグレービーソース。
その下にご飯がびっしり。
で、レギュラーは普通の大きさのハンバーグ×2にご飯も2倍。
どこがレギュラーだ!
こんなに食えるか!!ってほど。
しっかり食べましたが。・・・・・
完食です、はい。
今回のハワイで読んでいる本は
「何で今さら?」「映画見ればいいじゃん!」という『容疑者Xの献身』。
毎晩風呂に浸かりながら読みふけっているのだが、さすがにこの日は辛かった。
数ページでダウン。
その後日記を書いたり、いろいろしていて一度は眠気が消えかかったが、再びベッドの中で読み出すとたまらずにダウン。
『こりゃぁ初めて朝まで熟睡かぁ?』
なんて考えたと同時に記憶無し。
Day 5 11月20日(木)朝~ラニカイビーチへ
気がついたのは朝7時過ぎ。
ようやく普通に眠れた!!
喜!
嬉!!
笑!!!
さぁ行くぞ!!
天国に一番近いビーチ・ラニカイだ!!
7時30分ホテル前ピックアップでレンタカー会社へ。
若干の説明があり早速乗車。
左ハンドルそのものは日本でも乗っているので抵抗は無いのだが、実はそれだけに若干厄介。
と言うのも右ハンドルであれば、すべてを逆に考えればいいのだが、乗ってる席は日本と一緒で、道路が逆な事が運転中に困惑させる。
若干の慣れが必要なのだが、ハワイの運転で一番気をつかうホノルル市内からのスタートなので緊張する。
今回はレンタカー会社の勧めでカーナビを付けてみた。
日本語で案内してくれる。
なるほど若干の誤差はあるものの便利だ。
街の中もスムースに進める。
言う通りに車を走らせる。
ところが
『あれ?』
予定していた「行こうとしている道」と違う。
そうか・・・・
私は海岸線を走ってカイルアに向かう『遠回りの道で』と思っていたが、ナビは自動的に最短距離で道を知らせる。
それでショートカットの道を教えていたのだ。
時、既に遅し。
山の真ん中を突っ切ってあっという間に着いてしまった。
カイルアは東海岸の街。
その横に全米ナンバーワンに選ばれた
"Lanikai Beach" がある。
カイルアで少し休憩し、ラニカイへ。
ラニカイビーチには駐車場やトイレなどの施設は全く無く、閑静な住宅街の中にひっそりとあるらしい。
だから車は、住民の迷惑にならないところに止めて行かなくてはならない。
現地に着いたが、なかなか止められるスペースが無い。
ようやく止めた後、住宅街を歩きながらビーチを探す。
しかし家が密集していて、どこにあるのか分からない。
家と家の間に時より蒼い海が見えるのだが、行く道が見つからない!
何件かに一カ所「通り」があり、
そこを進むが海にはたどり着くのだが、
いきなり海。
つまり、砂浜のビーチが無い。
海岸線が無いのだ。
2カ所目、3カ所目・・・
どこに行ってもビーチが無い!!
途方にくれていると、新聞を持った住人が。
「ビーチにはどうやって行ったらいい?」
と聞くと
「このビーチへの道は6件に一カ所あり、この辺はビーチには出られない。もう少し向こうに行くとビーチがあるよ」
(多分)
との事。
12件分歩くと再び道が。
そこを入って行くと・・・・・!
あった!!
きれいな白砂。
蒼い海。
ラニカイビーチ。
言う事無し。
ご近所さんらしき老人が4人椅子に座って話していたり、子供連れの家族、カップル、様々な人が過ごしておりました。
しばしそんな光景を眺め写真を撮り続ける。
どのくらいいたんだろうか?
その後、いったんカイルアに出てカエラパワイマーケットに寄り、朝食代わりのサンドウィッチを購入。
今度は海岸線を北上しノースショアに向かう。
再びナビを「ハレイワ」とセットし直して車を走らせた。
ややしばらく走っていて気がついた。
「あれ?戻ってないか?」
Day 5 11月20日(木)ラニカイビーチ~ノースショア
やっぱり、戻ってた。
と言うのも、山を横断する道路はワイキキを出てH1からH3に入り、ショートカットでカイルアに案内してくれたが、ノースショアに行くにはH3を戻りH1も戻り、途中からH2に入るのが「最短距離」なのだ。
この「最短距離」マジックにやられっぱなし。
結局、地図を見て走った方が思い通りに行けた事を痛感した。
仕方が無い。
今更どうしようもない。
結局いつものようにH2を北上99号を走り、
ノースショアの街「ハレイワ」に入った。
サーファーズタウン・ハレイワ。
最初に行ったのは今から19年前だ。
(1989年)
大学4年で訪れた時にはあまり大きくなかったこの街も、今ではすっかり観光地としても栄え、多くの店が並んでいる。
古くからある店と最近出来た店が見事に調和していて違和感があまり無い。
一本道のドライブコースとして必ず立ち寄るところでもあるため、いつも混雑している。
実は19年前に撮った写真があるのだが、
大きな樹の後ろに店が並ぶノースショアマーケットプレイスは今の半分も店が無い。
本当に田舎町だった。
そこから歩いて5分のところにあるのが
マツモト・グローサリー・ストア。
あのシェイブアイスで有名な店。
私は必ずそこで数枚のTシャツを買う。
11月以降ならまもなく始まる
「トリプルクラウン」
と言うサーフィン大会のTシャツ。
すぐ近くのビーチで繰り広げられる3大会のもので、期間限定で売り出される。
以前は店にかなり高齢のおばあちゃんがいて
そのおばあちゃんから買うのが決まりだったが、残念ながら昨年以降、彼女の顔は見ていない。なぜ店に立っていないのか?怖くて聞けなかった。
(残念ながら亡くなってしまいました。合掌)
再び車を走らせ、ビーチ巡り。
〜 Tips 2 〜
"TRIPLE CROWN of Surfing"
"HAWAIIAN PRO" (Haleiwa)
"VANS WORLD CUP OF SURFING" (Sunset Beach)
"Billabong Pipe Masters" (Banzai Pipeline)
の3大会を指す。
11月〜12月のノースショアでも波の高いこの時期に毎年行われ、世界中からトップサーファーとファンが集結する。
ここからサンセットビーチあたりまでは、世界中のサーファーがくるサーフィンの聖地。
サーフィンのポイントにはそれぞれ名前がついている。
HALEIWA,
PUAENA POINT,
HIMALAYAS,
JOCKO’S,
CHUN’S REEF,
WAIMEA BAY
BANZAI PIPELINE
ROCKY POINT
BACKYARDS
VELZYLAND
・
・
・
と、ざっとあげてもこんな感じ。
一般的にはビーチパークがあるところがわかりやすいが、全く表記がないところもたくさんあり、ここがどのポイントなのかはサーファーじゃない私にはさっぱりわからない。
でも確かにポイントと思われるところは波が異常にせり出し、チューブをきれいに描き出す。
この時期からが本格的なサーフィンシーズン。
風も強まり、うねる波の高さは簡単に5メートル以上だ。
ロコのサーファー達はそんな中で
「いつも通り」とでも言いたげに波に向かって行く。
ちなみに当然と言えば当然なのだが、ほとんどのビーチは波が高いため「遊泳禁止」の看板が立っている。
サーフィンは泳ぐのとは違うから入ってもいいらしい。
この感覚が不思議でならない。
泳いでも危険なものはサーフィンしたらもっと危険だと思うんだけど。
必ずライフガードが待機していて、彼らの様子を見続けていて、何かあるとすぐさま駆けつけ、浮き輪を持って波に向かって飛び込んで行く。
その救出の様子にも出くわしたが、
本当に勇敢だ。
しかも 恐ろしく泳ぎが上手い。
5メートルの波の中をぐんぐん進んで行き、救出し、瞬く間に戻ってくる。
ありゃぁモテるわな。金髪だし。
車で移動しては止めビーチに行き撮影、
また車に戻っては移動し、違う場所で撮影・・・と繰り返していたら、あっという間に時間が過ぎて行った。
サーフィンに興味がある人も無い人も、
この時期にハワイに行ったなら一度はノースショアの波は見た方がいい。
日本では考えられない波です。
Day 5 11月20日(木) ノースショア ~ ワイキキ
さらに北上を続け今度はタートルベイに。
最北端のホテルタートルベイホテルがある。
トイレ休憩。
時より亀が来てビーチに寝転んでいる事からこの名がついた。
この日は残念ながら見る事は出来なかった。
さぁ折り返し、東海岸へ突入。
今にも雨が降りそうな曇り空の中、オープンカーの屋根を開けたり閉めたりしながら走り抜ける。
いつもは立ち寄るカフクのシュリンプ屋も通り抜け、チャイナマンズハット と言われる島が見えるところまで一気。
いったん休憩後、山間を抜けて一気にワイキキへと戻る。
7時30分のレンタカー屋の閉店時間には間に合うし、その前に土産物を含めた買い物をするためにアラモアナショッピングセンターにも行くつもり。
第一、その時間にはハワイ在住の知人レイコとの待ち合わせの時間だ。
少し早く街に戻り、買い物をし、車を返し、そこからいったんホテルに戻り、その後、待ち合わせの場所へ行く予定だ。
ここまで 予定通り。
順調に車を走らせ、アラモアナSCに行き、
あとは返すだけ。
ちょっとややこしいところに返却場所はあったはずだが、大丈夫。
何と言っても 強い見方、「ナビ」がついてる。
ところが、
付近まで車を走らせていると突然、
ナビが「目的地です。」
と言い放った。
「え?!」
Day 5 11月20日(木)まさかの・・・
こっちは道のど真ん中を走り続けている。
この辺りまでは記憶があるものの問題はここからで、そこを知りたいのに、勝手にナビは
「目的地です。」
と言って、お仕事終了。
ソリャァ無いだろうよ・・・汗
まるでサスペンスで犯人が誰か引っ張って、
最後の最後で「教えません。」
みたいなショック。
何となくどこかの 裏道 なのは覚えているのだが、どの 裏道かがわからない。
おまけに街の中は一方通行がそこら中に走っており、一本道を間違うと果てしなくぐるっと回らないと戻ってこれない。
しかも町中は大渋滞。
最悪の事態。
閉店時間はどんどん迫ってくる。
辺りはすでに暗くなっていて目印もへったくれも無い。
おまけに 道路工事が行われていて渋滞がどんどんひどくなる。
焦るばかりで、わからない道をグルグル。
何度同じ道を回っただろうか、
何となくこの辺と言うところの近くの信号で隣のかみさんを降ろし、
とにかく走らせ、
「近くを探してくれ!」と捨て台詞。
私は私でとにかく道路渋滞と工事中で横に止めることも出来ず、果てしなく乗り続け、車を走らせる。
道を行き過ぎても一通のため戻れないから、
再び大回りしてその周辺に戻るの繰り返し。
時間を見ると7時30分はとうに過ぎている。
しかもかみさんを降ろしたはいいが、
考えてみればかみさんとも
どこで会えばいいのやら・・・・
(この時は携帯を「不携帯」)
困り果てながら運転していると歩道に
カミさん発見!
「おお~~~い!!」
と呼びかけると向こうも気づき車に飛び乗る。
どうやら場所がわかったらしい。
実は入るべき小道が工事のため封鎖。
そのため、迷っている返却客がたくさんいて、次々と遅れて返却に来るため、まだ営業しているらしい。
聞いて来た道を地図を見ながら入り、なんとか返したのが8時過ぎ。
実に1時間以上界隈をぐるぐる回っていた 事になる。
私の前にもアメリカ人の客が返しに来ていて、
やはり道に迷って大変だったそうだ。
その話しを聞き、店も延長であけてくれていたらしい。
アメリカ人なんてその辺りはきっちり
「ハイ閉店時間、本日終了です。」
って感じかと思っていたら
意外と優しいのね。
おかげでなんとか返せたものの、今度は待ち合わせに大幅な遅れ。
しかも携帯も持っていないから連絡も取れなかった。
慌ててホテルに戻り、その後、連絡をすると
「だいじょうぶだったの!?」
と第一声。
そりゃぁそうだわなぁ。
旅行者が約束の時間に現れず、連絡もよこさなかったら、
「何かあったか?!」と普通は思うわ。
「警察に電話するところだった!」なんて言うから、
「大げさな」と思ったが、アメリカなら十分あり得るかと・・・・
約1時間遅れで会食に行き、ホテルのバーでちょっと飲んでお別れ。
今回の旅ではそれが会うのが最後なのだが、
まぁ日本で会ったり、ハワイで会ったりしょっちゅうだからそんな感傷的になる事も無し。
明日また会うかのように別れた。
部屋に戻り片付け。
いよいよ明日は帰国だ。
あっという間の5日間。
Day 6~7 11月21日(金) 帰国の日。
朝は特に早くもない時間に普通に起床。
体が慣れた頃にいつも帰る。
今回は少し遅めの便。
昔は北海道からと言うといつもバカにされているかのようにものすごく早い便ばかりだった。
名古屋経由の便はゆっくりと帰ることが出来る。
しかしホノルル空港に行って
唖然。
帰国する客がわんさか。
大行列。
とにかく多少の時間の差はあるものの、このあと4便が日本に向かうらしい。
もちろん行き先は違うがすべて出国手続きは行われるため、集中して日本人で大渋滞。
座席もいい席は取れず、帰りの長旅は我慢が強いられる。
さらに空港内に入っていつもタバコが吸えた通路に行ってみると、
なんと 禁煙に。
既に空港建物内にはどこにも煙草を吸うところは無し。
荷物を検査する手前の空港に入ってくる道路があるのだが、その道路と道路の間に若干の歩行者用通路があり、そこにポツンと灰皿がある。
これが 禁煙大国の悲しい現実だ。
搭乗までの数時間とフライトの約9時間、
これが嫌で「海外に行かない」と言う人も多くいるだろうなぁ。
〜 名古屋到着。
すっかり恒例となった温泉に。
名古屋空港名物の温泉は疲れが飛ぶ。
ゆっくりと浸かり、その後千歳行きに。
気温30度から氷点下の世界へ。
案の定、千歳は雪で白くなっていた。
切り替えしやすい。
明日から仕事だ。
だらだらすると体が言う事を利かなくなる。
冷えきったベッドに体を横たえたらあっという間に眠りについた。
また、一年頑張ろう!
次回のハワイのために。
To Be Continued... Next Year