Hawaii Diary in Nov.2018
ディグイットモア!オアフ。

Episode 0 ~ 波乱の予感。
2018年 某月某日。
今回の旅は何やら波乱の予感。
というのもいつもの土曜発が取れないという事態からスタートとなった。
どういうことかというと、そもそも私の土曜日発は厳しいのだ。
仕事が終わって空港に向かうのが5時すぎ。
急いでも6時に空港着。
その時間ではすでにハワイ直行便はないので乗り継ぎを探さないといけない。
候補は一昨年までは羽田の深夜便があったから良かったが、それがなくなった。
そうなると名古屋経由しかない。
しかしなぜなのかその乗り継ぎができなくなった。
乗り継ぎ便というのは最低1時間の余裕をもたせなければいけないらしい。
もし1時間以上遅れて乗り継ぎできなければ、航空会社側が保証してくれる。
しかし1時間に満たない場合は自己負担となり、何かあればその後の保証が無いのだ。
つまり航空会社側もリスクがあるので発券をしない。
以前までの名古屋線の乗り継ぎ時間はちょうど1時間だったのでギリギリセーフだったが、今回タイムテープルを見るとなんと、55分しか無くなっている。
まさかの5分短縮。
航空会社と掛け合ったが結局認められず。
別ルート、または別の日にチケットを取るように勧められた。
この日は他に選択肢はなく仕方がないので「日曜発」になったのだ。
と言っても次の日に朝イチで飛べるかと言うとそうでもない。
どうしても乗り継ぎだと数時間の待ち時間。
無駄が多い。結局、日曜の午後発となる。
つまり丸一日のムダなのだ。
しかし天は我々にチャンスもくれる。
なんと今年に入りJALはハワイアン航空と提携を組んだのである。これによりコードシェア便を飛ばすことになり、
それが 千歳発直行便 となったわけです。
久しぶりに直行便を利用。
しかもJALのマイレージもたまる。
こんな良いことはありません。
日曜の夜7時45分発(つまり出発時間は丸一日遅れ)ではあるが、
乗り継ぎ無しの到着はかなり早い便での出発となった。
さぁ、再びハワイへ。
Day 1 11月25日(日)~ 出発。
朝はのんびり起床。今日から1週間の休み。
家を出るのは少し余裕を持って午後3時予定。
それまでは家で雑務やら支度等をして過ごす。
今回は友達夫婦と合流が決まっていて、先発隊の友人から情報が逐一入ってくる。
それによるとアメリカは感謝祭に当たっていて、いわゆるブラックフライデーで街中がとんでもないことになっているそう。
私も午後3時に出発したが、この感謝祭、実は日本でも便乗が最近すごくて、特にユニクロが激混み、周辺が渋滞を起こしているのだ。
そのためこんなところで?という場所で車が動かなくなった。
やはり余裕を持って出発したのは正解だった。
車を止めて、国際線ターミナルへ。
また周りにでかい建物建築中。仕方がないな。
今のままでは狭すぎる。
「渋滞に巻き込まれた」が結果的に早く着いたので、実はカウンターがまだ空いていなかった。いつもの国内線JALカウンターではない国際線ハワイアン航空のカウンター。
2組がすでにそれでも並んでいた。定刻にカウンターが開き手続き開始。いつものように聞いてみる。
「非常口後ろ、またはバルクヘッドへの座席変更はできませんか?」。
すると予想外の答えが返ってきた。
「そのお席につきましてはお一人15000円お支払いいただければ、取ることが可能です。」
窓側のバルク(前に壁がある席。いくらか広く足が伸ばせる)お願いすることにした。搭乗手続きする人の顔を見ると意外とハワイから来たと思われる日系の人やハワイアンが多いことに驚く。あたりまえなのだがハワイからの客も乗せて帰るのだ。最近はアジアだけではないと痛感。
午後7時45分発、千歳は豪雨。
滑走路に叩きつけている。
数日前に降った初雪はこれで全て解けるだろうか。
機内の案内ビデオは到着を朝8時と表示。
約7時間15分というところか。
アメリカの飛行機ではよく見るが男性のキャビンアテンダントが多い機内。太い声での機内アナウンスやサービスはやはり寂しい気もするが、某日本の過剰すぎる笑顔や敬語よりは疲れないかも。
実はここ数日あまり心地よく寝られていなかったせいか、飛行機に乗るなり熟睡。
期待が浮いた瞬間が思い出せない。
1時間前後は寝たのだろうか、食事のサーブで目が覚めた。機内食はハワイアンらしいロコモコ。飲み物、フルーツなどは日本の会社名が入っていたのでおそらくロコモコも日本で作られたものだろう。
その後は映画を。ミスターインクレディブル2、オーシャンズ8、ジュラシックワールド最新作、ジュラシックワールドは最後まで見られず。

夕食の機内食、ロコモコ。
定刻より15分早く午前7時45分到着。快晴。
機内が寒いので(海外の航空会社は特に)
パーカーにダウンまで着込んで乗る私。
流石に暑い。(これも想定内)
イミグレはいつもの時間より早いからか、たまたまなのか、比較的スムースほぼ待ち時間無し。(こんな事ほぼない。かかる時は1時間近い待ち)
荷物を受け取り(早く搭乗手続きしたせいかなかなか出てこなかった。積み込みが早くて奥に?ここで時間がかかった)
晴れて入国!
出入り口に行くと先発の友人夫婦がお出迎え!
ここまで到着からわずが30分。
まだ8時30分前。
さすがにホテルはチェックイン出来ないのでレンタカーで出かけることに。
一旦ワイキキのホテルに荷物を預け、半ズボンに着替えて出発。
向かったのはアロハスタジアム。
毎週日曜はスワップミートが行われている。
H1でアイエアという街まで。

H1を走っていてもすぐ横に見えるアロハスタジアム。実は初めて来た。このフットボールの建物の周辺を取り囲むように三重に店が立ち並ぶ。どれも同じような店。卸先は一緒?元締めは一緒?だとしたら相当な儲けだな
いや、これはそもそもそんなに売れないな・・・と考えながら一周。一周と言ったって札幌ドーム一周するようなもの。かなりの距離。しかも暑い。アスファルトの照り返しもあるが、暑い。
なんだろういつもの暑さとは少し違う感じもする。湿度が高いのだ。



その後はさらに西へ。
昼ごはんはアイエアにあるレストラン。
"Forty Niner Resaurant"。
サイミンならここが一番うまいという人もいるレストラン。
サイミンとBentoを食べる。
(もちろん「みんな」でね)


西海岸(リーワード)を見て回ることに。
ひとまずマカハビーチまで一気に向かう。
日曜ということもあり、サーフィンの大会やビーチではバーベキューをそこら中で行なっている。ハワイアンらしい日常なのだろう。
マカハビーチの波が異様に高い。
6月の時とは全く違う大きな波の中、波打ち際で子供がはしゃいでる。
さすがハワイ。
日本なら大人でも近寄ることもできない。
子供が普通にはしゃいでる。

Tips 1 : Leeward (リーワード)
元の意味は「風下」。ハワイのオアフ島では特に西海岸のことを指す。ワイキキを出て西に向かうとカポレイ、そこから海岸線に沿って北上していくとカエナポイント州立公園に突き当たるがそこまでのワイアナエ山脈の麓一帯を「リーワード」という。どの島にも言えることだが西側は比較的乾燥していて温暖なため過ごしやすいエリアと言われている。
(一方でハワイ島ヒロなど東側は雨が多い)
Leeward とは逆の「風上」のことは "Windward" という。
そこから徐々に南下。
マカハ・ビーチ、ワイアナエ・ボートハーバー、ポカイ・ベイ、マイリ・ビーチ、ナナクリ・ビーチ・・・・
ビーチごとに車を止めては写真を撮る。
前回来た時も撮影したのだが、どこでどの写真を撮ったかわからなくなり、調べるのが大変だった。GPS機能付きの一眼レフなどであれば撮影すればデータに位置情報も残るのだが、あいにく私のカメラにはその機能が無いため、苦肉の策で同じ場所でiPhoneで必ず一枚写真を撮ることにした。帰ってその写真を見れば場所の確認ができるので便利なのだが、何気なく撮ったiPhoneの写真の方がキレイに撮れていることも多く、虚しくなる。
(何度も話しているが、このエリアはオアフ島有数の犯罪多発エリアと言われている。車上狙いなどに注意が必要。)

西海岸を離れてホテルにチェックインのためワイキキへ戻る。
ホテル周辺は騒然。バケツを叩いたりシュプレヒコールをあげたり。聞くとストらしい。しかもなんとホテルの従業員の。観光地でも労働環境の改善を訴えるのはもちろん必要だが、彼らの食いぶちの観光客が耳を塞ぐようなシュプレヒコールって本当に彼らにプラスなのかは疑問。『49日経過』と書いてある。しばらく続いていて、まだ続くようだ。

ようやくチェックイン。
前乗りしていた友達夫婦もこの日から同じホテルに移ることになっていた。
レセプションで受付をする。
いつもこの時にドキドキする。
なぜか不運な部屋を割り当てられることが多いのだ。
エレベータの隣で一日中ゴ〜ゴ〜うるさい部屋。
工事をしていてベランダに足場が組まれていて牢屋みたいな部屋。
すると今回もやはりこう言われた。
「すみませんがベランダの扉が工事中で開きません。」
「・・・・どう言うこと?!」
「改装中のためにベランダに出られないのです。」と繰り返す。
「部屋変えて。」
「申し訳ありませんが、満室です。」
「またかよ・・・・泣」
友人の部屋とコネクティングルームになっているし、ごねるのも嫌だから結局諦めることに。
部屋に入る。
ようやくシャワーを浴びれる。
と思いきや、事件。
スーツケースの鍵が開かない。
なにをやってもダメ。
すぐ近くに同じメーカーのお店があるので連絡を入れてみると、
「ひとまず持ってきてください」との事。
もちろん荷物が入ったままのスーツケースを再び持ってエレベーターでおり、ホテルを出て、カラカウア通りをガラガラ言わせながら連れまわす。
RIMOAの店は向かいのサーフライダーの中にある。
店に持って行くと女性の日本人店員さんがスーツケースの鍵の部分の暗証番号の数字をカチカチ動かし始めた!
しばらく見ていたが、どうも適当に数字を合わせてる⁉︎ 恐る恐る聞いてみた。
「あの〜共通の合鍵とかは・・・無いですよね〜・・・」
「はい。無いんですよー」と言いながら数字を黙々と動かす。
『いやいや、何通りあると思ってんの?無理でしょ」と言おうと思っていたら、
「開きました。」

Tips 2 : 困った時の対処法
空港のスタッフTSA職員が中身を確認するために開けた際に間違って暗証番号がずれることがあるんだそう。その時ずれるのはわずか数コマ。つまり例えば123だったら124や133など前後の数字を手当たり次第やっていくと当たることが多いそう。「なるほど。適当と言ってもそういうことね」でもだったら電話で言ってくれたら自分でも出来たのに。」ガラガラとまた引っ張りながら持ち帰ったのでした。
念願のシャワーを浴びて、その後は街に。
この日の夕日は感動的にきれい。
30回のハワイの中でもなかなか見ないワイキキのサンセットだ。いつも以上に多くの人がビーチで感傷的になっている。
この日のサンセットの美しさは過去の記憶にはない見事なものだった。

インターナショナルマーケットに行き、フードパントリーで晩御飯買う。
部屋に戻って食べて、すぐに酒も飲んでいないのに記憶が飛ぶ。
就寝。
午後9時前。笑
Day 2 11月26日(月)~ 走破。
硬い物音で起きた。
何かをぶつけたような音。
かみさんが起きた時に何かに当たったようだ。その物音で目が覚めた。朝か・・・
「何時?」と聞くと一瞬戸惑ったような間が空いて、妻が答えた。
「・・2時。」まさかの衝撃的な答え。
疲れて早く寝たとはいえ、時差ボケを解消するには絶好の初日の過ごし方をしたはずだ。寝ていない機内、着いてからは車で移動を繰り返しながら観光。お天道さんに当たり続け疲労蓄積。そしてついには起きていられなくなり9時過ぎに落ちる・・・これ以上ないはずなのに、なぜかかみさんの物音で起こされたのがいつもの時差ボケの時と同じ時間2時。
腹が立って仕方がない。
「目が覚めちゃったじゃないかよ!」
「ねられなくなるんだぞ!」と怒って、1分後には寝息を立てていたらしい。
この後5時半まで寝て再び起きる。
流石に起きることにした。
前の日の出来事を忘れないうちにメモ。終わる頃には明るくなっていた。

日の出は6時49分。かなり遅い。
朝イチ先ずはホテル内のレンタカー会社へ。
すでに友人が借りているレンタカーのドライバー登録の追加申請だ。
あとでハワイに入った私の登録をしないと運転ができない。
万が一の保険が下りないのだ。
済ませて朝食、チェックインの際の小さなトラブル。
コネクティングルームに入ったのだが、そのどちらの部屋もベランダへの扉が開かない。
「替えてくれ」と頼んだが無いという。
仕方がない。
そこで100ドル自由に使っていいとの事。
食事やお店など部屋につければ100ドルまでは見てくれるという。
朝食だって30ドル前後はするのだから、これはこれでありがたいのだが、友人はこのホテルが初めてだっただけに済まない気持ち。
その豪華な「タダの」朝ごはんをたっぷりといただいた。
外は雲ひとつない快晴。美味しくいただいたのちに散歩に出ることに。20年来のこの友人と奥様も、大のハワイ好き。ダンナは以前ハワイに住んでいたこともある。
今でも毎年必ずくる。
そんな人でも最近の変わりように驚く。
私の案内した場所は半年前に来た時に見つけたところなんだが、今では大抵のハワイ特集の雑誌などに乗るところ。
そのほとんどを知らなかった。
いわゆるインスタなどSNSを意識した店が本当に増えた。
商品展開もそう。
でも言い換えれば「日本人好み」に作られている、日本人オーナーの店だったりするところもかなり多い。
中国や韓国からの旅行者が増えてはいるが流行る店は日本系か。
結局昼前までワイキキ散策、その後車に乗って出かける事に。



向かうのはノースショアー。
まずはワイアルアの街へ。
ノースショアの一番西側にある街。
コーヒーメーカーや石鹸工場があることで知られているが、そこに最近サーファーが集まりだし、ボードを作っているそうだ。
なんでもそこのボードの使用者が大きな大会で勝っていて、がぜん注目が集まっているらしい。
錦織や大坂なおみが勝てばラケットが売れるようなもの。



そのあとは公園を見て回る。
最初に向かったのはワイアルアから近い
"Kaiaka Bay Beach Park" 。
遠くがかすんでいる。雨か・・・
いや、雨かと思ったがどうやら高い波で舞い上げられた海水が霞の原因だ。
沖では凄まじい波が次々とやってくる。
波といえばこの時期はトリプルクラウンというサーフィン大会が年末まで行われるハワイだが、この波は全くダメ波のようだ。
崩れてしまいぐちゃぐちゃに。
サーファーらしき人影はどこにもなかった。

その後はハレイワの街に。
ワウワウレモネードを飲み、スヌーピーの新店舗に行き、さらに北上。

すると道が混み始めた。
どうやら、この大波に乗るサーファーを見る人たちでごった返しているらしい。
やはりいるのだこの波に挑む連中が。
ところがワイメアの公園はクローズ。
道路脇もほとんど埋まり止められない。
ププケアまで行き、様子を見て、今度はエフカイビーチに進み、駐車場に車を止めて日没までいることにした。
あとでわかったのだがビーチというビーチには立ち入り禁止のロープが張られていた。これは実は非常に珍しいこと。
ビーチは「遊泳禁止」の看板は通常冬期間はしょっちゅう出る。
しかしその前(ビーチに降りる前)の段階で黄色のテープが張られ、ビーチに近寄れないのだ。これは尋常じゃない。
その黄色テープがノースの海岸線全体に数キロに渡って張り巡らされている。
今まで見たことがない異様な光景。
夜、ホテルに戻り、ニュースを見ていたら "High Wave Alert"(高波警報) が発令されていた。
ちなみにそんな中でもサーファーは沖にしっかりいて、ここぞとばかりに楽しんでいるのでした。(ちなみにヘリが出ていたので、捜索願いが出ていたかもしれない)


日没は5時48分。
昨日のワイキキの夕日を期待して粘るが残念ながら期待通りには行かず。
(と言ってもそこはハワイ。そんじょそこらのサンセットじゃございませんが)
ショーは終了。ワイキキへ。

夕食はそれほど大げさなものはいらないといピザ。
前回偶然行って美味しかったカウアイ発祥
『ブリック・オーブン・ピザ』へ。
(サウスショアマーケット2階)
ここのピザは何と言っても生地が美味い。
とは言っても・・・
4人でMサイズピザ一枚とパスタ2個頼むが全然食いきれず。
持ち帰りもできるのだが、多分食べないのは明らか、やむなくいらないと断る。

Tips 3: 環境問題への取り組み
そういえば今回の旅で変わったことが。買い物をすると必ず店員に聞かれるのが「袋いる?」。実は2018年の7月から紙袋が有料になったのだそう。(ちなみにハワイはアメリカで一番最初にビニール袋の使用禁止を始めた州でもある)紙袋の値段は袋の大きさや店でまちまちなのだが、最低でも15セント。たとえ15セントでももったいないと思うのがヒトノサガ。いらないと断り環境問題に取り組もう。ちなみにスヌーピーの店は最高で紙袋が4ドルだった。紙袋4ドル?!(450円!)驚きの値段!それでも欲しい人がいるからなのか、環境汚染反対の犬だからなのか? それにしても、こういうことはいつも日本は後手に回るな。
ホテルに戻る。
今日もヘトヘト。
ぐっすり寝られるか?
テレビを見ながらウトウト。
ベッドに着水。
シーツの波は穏やか。
明日は朝友人を空港に送る。
その後は・・・・どこに行こう!
Day 3 11月27日(火)~ ホオマルヒア植物園へ。
目が覚めたのはまた2時。なんでだ? 再び目を瞑りなんとか5時過ぎまで寝る。
日の出はまだまだ。
スマホでステドラのネタ探し。
貴乃花が離婚してた。


今日は友人が帰国。
その前に散歩がてら朝食を食べに。
早朝といえど朝が早いワイキキはすでにかなりの人が行き来している。
車通りはまだ少ないのだが、ジョギング、散歩、仕事へ向かう前にカフェなどで食事をする人などさまざま。
それでも日中よりは静かで、雨上がりのせいなのか空気も少しひんやりしていて気持ちがいい。
一日中喧騒が続く街の中でも、日の出から8時くらいが唯一、ゆっくりと時が流れている時間かもしれない。
天気はいい。
コナコーヒーパーベイヤー。
前回も行った『クイニアマン』の店。
大人気のこの店は朝7時過ぎにはすでに混雑。
外にテーブルが数個あるのだが、そこでゆっくり・・と思ったら早めに行くか、待つしかない。
とにかく今、大人気の店。




ホテルに戻りチェックアウトした友人を乗せ、空港に向かう。
途中モンサラットアベニューのサニーデイズに寄り少し買い物。(レストランなのだが本当に朝早くからいつも混んでいる。この日も空いている席が無い。)
店の外には虹が出てる。
帰る2人に惜別の虹か。
空港へ向かう。
比較的混雑もなく順調に到着。

混雑必至のH1だが、渋滞には巻き込まれずに空港に着き、2人と別れた。
時間はまだ9時前。
私はそこからウィンドワードを目指す。カイルア方面へ車を走らせる。
海岸線を走ろうと思っていたのだが、ナビ通りに走るといつの間にか山の間を抜けるH3に入り込んでしまった。
まずは「ホオマルヒア植物園」へ。



ハワイ系のインスタで大人気となっているスポット。その撮影場所は植物園の入り口付近にある。背景には切り立った山、そして手前に一本の道路。多くの人がそこでシャッターを切っている。
ところが言ってみると、周辺は駐車が禁止されているのだ。
誰もいなかったのだが、「ルールはルール」と躊躇してしまったことが最大のミス。
あとで後悔することになる。
植物園で見学を終えて車で入り口まで戻ると、たくさんの人が周辺にいてその景色を独り占めできなかった。(景色だけを撮りたかったのだが、どうしても人が入り込んでしまう)まだ誰もいない早朝に写真を撮っておけば・・・時すでに遅し。
それでも一旦車を園外に止め、戻って撮影。
まぁ、これは次回・・・ということで。

Tips 4 : Hoomaluhia Botanical Garden
ハワイのSNSなどではかなり注目のスポット。名前の通り「植物園」。
ワイキキを出発しH3でウィンドワード方面へ向かう途中カネオヘで下車、住宅街を過ぎ、山の方に進むと現れる。
植物園の入り口から入ってすぐの上の構図が人気なのだが、よく見るとわかるように両側は駐車禁止になっている。さすがにこの駐禁を無視して止める人はいないのだが、(管理人も常駐している)入り口を入る手前のスペースに車を止めて入場し撮影するのがベスト。午前10時過ぎるとこのように常に撮影する人がいる。なるべくその前に撮ること。ちなみに多くの人の写真を見る限り、この地はほぼ晴れない。山の上には必ず雲がある。快晴の写真は見たことがない。もし撮影できればとんでもなくラッキーと言えるだろう。
その後カイルアの街へ。
行きたいアンティークショップは休み。
しばらく街を散策しワイキキに戻ることに。
縦断するH3だと1時間かからずに戻れるが、それだと山の中を突っ切るだけなので、海沿いの景色のいい道であえて遠回り。
ワイマナロの街を抜け、左にラビットアイランドを見ながらマカプウ岬を目指す。
途中あまりにも綺麗なビーチをみつけ車を止める。
地図には名前がない。
ワイマナロビーチパークの東側。
誰もいない。
もったいない。

その後もう1つのビーチに着く頃にはこのあたりは切り立つ山(上の写真だとすぐ右側にセリ立った崖がある)の陰に入ってしまい日が当たらなくなっていた。
時間は午後4時すぎ。
この辺りの住民の日照時間は極端に少ない。
マカプウ岬を超えると再び陽のあたる側に。
燦々と照りつける太陽が眩しい。
サンディビーチは日光浴とボディボードのサーファーで混雑。
しばし撮影後、ワイキキへむかう。
高級住宅街ハワイカイを通り抜けワイキキ中心地のホテルへ戻る。

ワイキキに帰ってきたら、サンセットが近づいていた。
くつろぐ間も無くホテルを出発。
カラカウア通りを縦断、ワイキキの一番西端まで向かう。
ワイキキショアのホテルの前の防波堤でサンセット鑑賞。カメラをセットして着いたと同時に日没を迎える。
キレイはキレイなのだが、やはり初日の美しさには勝てない。空の色が足りないのだ。
いうならばオレンジに染まるだけ。
(それでも十分にキレイなのだが・・・)
不満が残るサンセットだが仕方がない。

途中でコンビニで「スパむすび」買ってホテルに戻る。
質素。
というのも眠たい。
案の定ベッドの上でうつらうつら・・・
で、9時にはぐっすり夢の中。
Day 4 11月28日(水)~ バエル日。
朝3時今日もごみ収集の車の音で起きる。
とにかくハワイの朝は早い。
こうやって早朝から働く人がいたり、ストライキで、ホテルだというのに平気でレストランが何十日も休みになっていたり・・・
おもしろい。
次に起きたのは8時。
今日は午後1時に人に会うのでそれまで出かけることに、美味しそうな朝食を探して向かったのが
「ココマリーナ・ショッピングセンター」。



お金持ちのクルーザーが止まり豪華な家が立ち並ぶ地区に隣接するマリーナにある。
ここにある小さな、なんてことのない店が、びっくりするくらいに美味かった。
「モエナカフェ」。
地元住民が圧倒的に多い。
ポーチュギーソーセージとオーバーイージーで焼いた卵焼き、そしてフライドライス。
このフライドライスがおそらく今まで食べたハワイのフライドライスで一番うまい!
オムレツもうまい。
なんでもうまい!
パンケーキはインスタ映え必至。
ぜひ行ってみて。
(車がないとかなり厳しいのだが・・・)

SC散策後た近くのビーチへ向かう。
ここもまた穴場でかつ、インスタ映え間違いなしのビーチ。
ココマリーナショッピングセンターから少しワイキキ側に戻ったところにあるのだが、ナビがなければほぼ行くことは不可能。
住宅街の中の細い道を抜けると現れるビーチ。
Kuli'ou'ou Beach Park。

何がそんなにオススメかと言うと、お手軽にサンドバーが楽しめるのだ。
Tips 5: Sandbar
"Sandbar" (サンドバー) とは流水で砂が堆積して作られる「砂州(さす)」の事。今はオアフ島東海岸のカネオヘ湾で行われている「天国の海ツアー」がすっかり有名になった。運が良ければターコイズブルーの海に囲まれた砂州が浅瀬どころか完全にむき出しになり「島化」。絶好のインスタ映えするロケーションとなることで知られている。ただし、前回のカネオヘツアー参加時のことでも記述しているように、日程(日付と時間も)のタイミングが合わないと全く島が現れず、ただ普通に「泳いで」帰ってくるだけになる。
ところがこの「クリオウオウビーチパーク」は砂州が常態化していて、いつでも楽しめる。ちょっと小道具に椅子とかテーブルを持って出かけたらさらにインスタ映えする写真が撮れること間違いなし。
私が行った時は少し濁っていたが、それが強い風の影響だったのか、潮流とかの関係でいつものことなのかは不明。昼間は逆光になるので朝かサンセットがオススメかも。
カップルが2組、犬の散歩の女性が1人きていた。(つまり7人プラス1匹で独占!)知る人ぞ知る、そんなビーチ。
この日は少し濁っていたのが残念。

ホテルへ戻ることに。
ハワイカイ周辺の家はほぼ億万長者のお宅ばかり。
豪華な家が立ち並び、おそらくプールなどもついているのだろうが、とにかくほぼ全ての家は中が全く見えない。防犯のため堅牢かつ背の高い塀に囲まれている。
帰国後にグーグルアースなどで上空からのぞいて見ると海沿いの家はプライベートプールどころかビーチ付きの家もある。常に住んでいる家なのか、いわゆる別荘なのか。もはや世界有数のリゾート地であるハワイのこの一等地の値段は「億」を軽く超えているのだが、近年はカカアコ地区などのコンドミニアムなどの方が高い印象。30億を超えるコンドもある。やはり不動産は時代とともに一軒家だったりコンドミニアムだったり少しづつ流行があるようだ。
帰りはダイヤモンドヘッドの裏側を通り、大好きなツリートンネルを抜けるルートでワイキキ中心部にもどった。
〜 夕方。
プールで少し過ごしたあと、夕陽の撮影に。
ワイキキビーチ少しダイヤモンドヘッド側「クヒオビーチ」から。
この日は雲が邪魔はせずキレイだったが、一昨日のサンセットを見てしまうとやはりなにかが物足りない。

夜になりカラカウア通りを散策。
ワイキキショッピングプラザ内、"Waikiki Yokocho" に行ってみることに。その名の通り「横丁」、つまり日本食のレストラン街。
若い時はあえてハワイでの食事に日本食を敬遠(ちなみに鉄板ステーキは欧米の文化とする)してきたのだが最近は美味しくなったのもあるので食べることに抵抗がなくなってきた。(さすがに札幌や旭川ラーメンは食べないが。)
食事は『金子半之助』という天ぷらや。
「天ぷらの味はどうなんだろう・・・」
疑心暗鬼で食べてみたものの美味しくてびっくり。
最近のハワイの日本食事情は驚かされる事ばかり。かなり本格的と言うか、もはや日本の飲食店と全く変わらない。昔は「これがラーメンか!?」と言うくらい酷かったのに。
ただし日本に比べてかなり「高い」けどね。



ホテルに帰ってこの日もかなり早く就寝。
Day 5 11月29日(木)~
何故だろう予想が当たった。
目がさめると「午前4時」。初日と2日目は午前2時で、3日目が3時。そして4日目の今日が4時。
規則正しく一時間づつ計ったようにずれて目が覚める。
多分明日は5時丁度くらいだろうか。
疲れもあって再び寝に着くとまた目が覚めたのは7時前、日の出時間直後だった。
ダイヤモンドヘッドがあるので実際の日の出は少し遅い。
そしてすごい偶然だがダイアモンドヘッドと宿泊先したホテルとの間に建つビルとビルの隙間から日が昇ってくる。

Tips 6: Helios
今回の旅の前に仕入れたアプリが優秀。
"Helios" というアプリ。
日の出、日の入りの時間、その前後のゴールデンアワー、ブルーアワーの時間、そして太陽の進行方向すべてがわかフプリなのだ。
これによると、ダイヤモンドヘッドの若干北から日が昇り、ワイキキの南の太平洋に沈む。
このアプリが「とても便利!」と答える人がどれくらいいるのかよくわからないけど。

食事に出かけたのは8時過ぎ、少し遅かった。
マノアに向かう。
ハワイ大学のあるマノアは山間にあり海からは離れているがキレイで閑静な街。そこにあるカフェ "Morning Grass Coffee" 。
とんでもなく繁盛している。
朝から行列。ひっきりなしに客が来る。
結構な値段なんだけど次々と人が来る。
もうかってしゃぁないわ。




食事後にホテルへ戻りプールで昼寝。
1時からのアイブリの収録に出演。
放送は12月30日らしい。
有る事無い事話して終わる。
相変わらずこちらも次々と客がくる。
その人と話しながら収録作業も進めなければならないので本当に大変。
ふたたび車でドライブに。
今度は「オアフでも行っていないところ」で空港の奥にある南に面したビーチ巡りをしてみた。
まずは地図を見てその通りに向かってみる。
聞いたことないビーチ、バーバーズポイント。
床屋さん?
H1で西へ向かい降りたら工場街。
その一番奥に・・・
ない。
と言うか金網で立ち入り禁止だ。
近くの軍関係の土地なのか?入れず。残念。
そこで少し東に向かう。
目指すはエバビーチ。
エバ周辺もおそらく大開発されたのだろう、新しい家が立ち並ぶ。その新興住宅地を通り抜けて向かうのがエバビーチ。急に古い家が増えて来て、空き地にパーツの取られた車が点在する。
私の経験上、この手の車が多いところはほぼ治安は良くない。道路の一番端にある。
夜とかは行かないほうがいいとは思うが昼間はおそらく安全だろう。
女性の1人日光浴もいた。
それにしてもいいビーチだ。
景色がいい。
左奥にダイアモンドヘッド、そしてワイキキのホテル群が一望できる。白砂で手前には大きな芝生の公園がある。小さな子供連れのお母さんも来ている。ワイキキの喧騒を離れて少し静かなビーチでとお考えの方にはいいかも。

そのあともっと東を目指すことにしたのだが、ダニエル空港(旧称ホノルル国際空港)やパールハーバーがあり、ぐるっと遠回りすることになる。
そうしてついたのがアラモアナビーチ。
ここでサンセットの撮影に挑む。
マジックアイランドの最も東側に陣取る。
防波堤の上で三脚を立ててスタンバイ。
しかしあいにく水平線に雲が多く、昨日以上のサンセットは期待できそうにない。
それでも条件の良い方にカメラを向けてなんとか格好の被写体を探して撮り続ける。

湾ではカヤックの練習をしている。暗くなるまで頑張ってみるものの引き上げることに。帰りはすぐ隣アラモアナSCで少し買い物。
今回初のアラモアナSC。
別に買うものもなし。
そうそう最近できた『ブルーミングデール』という百貨店の上手な使い方がある。
一度カウンターに行ってメンバーズカード登録を行うのと、「クーポンが欲しい」と言えばもらえ、いろんなものが15%割引になるのだ。高級百貨店として知られるセレブのデパートなのだが上手く使いたい。夕食は恒例のチョイさんにしたが店はクローズ。そのままホテルへ。食べたのは朝の余り物、持ち帰りのパンケーキと約200円の日清カップヌードル。(ちなみにどん兵衛は約400円する。)コーヒーメーカーでお湯を沸かし久々に食べた。なんとなくお腹を満たし寝る。朝が早いだけに夜も早かったが、この日は11時過ぎまで起きていた。
Day 6 11月30日(金)~
朝6時すぎに起床。
ようやく人並みの時間に体が慣れてきた。
が、明日は帰国日。
まぁいつものこと。
日の出時間に現場にいられる準備して出発。
(ちなみにカミさんは全然知らされて居なくていい迷惑)目的地はサンデービーチ(仮)
日の出の撮影に行くので当然のことながら「夜明け前」。
しかし数十分前から朝のブルーアワー、つまり空は青みを帯びて来る。
東に向かって車を走らせている間にも刻々と空の色は変化し続ける。
ワイキキからハワイカイの高級住宅地を抜け先日行ったココマリーナの前を通り、サンデービーチへ向かう。
その少し手前に展望台があるので一旦止めた。
日の出までは数分だがかなり明るい。
先日も通ったこの道のすぐ横に小さな入江があり、
そこにおりて日の出を待つことにした。
6時48分。
日の出だ。
かなり雲があり実は水平線から昇る太陽はこの日は拝むことはできなかったが、水平線から少し上がったところで雲の切れ間から御光が射し始める。
いつも思うが日の出も日の入りも太陽が早回しのように急加速して動く。
上に上がるとそうでもないのだが水平線の周辺での動きはポンッ!と音がしそうなほどの動きだ。
みるみる明るくなった。
展望台に戻るといかつい風体の観光客のおじさんが私に向かって何か叫んでる。
どうやらウミガメがきているらしい。
みると確かに波打ち際でプカプカと浮きながら行ったり来たり。
おそらく砂浜に日が当たり始めたら甲羅干しするのに上がって来るのだろう。
人がいても御構い無し。
ハワイは手厚くウミガメは保護されている。

ここからは基本ノーアイデア。
良さげなビーチがあれば止まっては進む。
マカプウ岬に寄る。
まだ マカプウのビーチ側は岬の半島にブロックされていて日が差さない。
遠くに見えるラビットアイランドなどは燦々と日が照りつけている。

続いてはワイマナロビーチ。
今ラニカイやカイルアが混雑してきてゆっくりできないといわれていて注目されているこのビーチ。
行った時は2人。
1人は女性でベンチに座ってビーチを眺め、1人は砂浜で寝ていたホームレス。
数年前に行った時はあまりの美しさに感動したワイマナロビーチは今回もとても綺麗だったが、公園の入り口付近にホームレスの住宅街が作られていて驚いた。
とにかく年々あらゆるところに今ハワイはホームレスが増殖し続けている。
5年前には考えられないことだ。
ワイマナロビーチはとても綺麗なビーチなのだが惜しいのは「やしの木」がないこと。
全てが「松の木」なのだ。もの足りなさを感じずにはいられない。

海岸線を北上しながらカイルアを目指す。
その後カイルアへ向けて出発。
パンケーキを食べに行くとに。
ブーツアンドキモズは以前食べたので、
"Moke's" という店に行ってみることに。
店は早くから大繁盛。
この時間は地元の住民が多い。
おすすめという「リリコイパンケーキ」をいただく。リリコイのソースがかかったこのパンケーキは絶品。2枚2と3枚どちらかを選べるのだがよくベルトいいことがないので2枚にしたらペロリと食べられた。なぜならリリコイのソースに適度な酸味があってくどくない。
いわゆる蜂蜜シロップは一切かけない。
こんなにあっさりとパンケーキを食べたのは久しぶりかもしれない。
これほどにうまいパンケーキを食べたこともない。
あんまりパンケーキ食べないけど。



この店は犬を連れて来る人が多いようだ。何にか目撃した。もちろん地元民だろうけど、犬用の水(?)らしきものも用意してくれる。犬にも優しい街カイルア。

海岸線をなぞりながら北上、ノースショアを目指す。
何箇所かビーチに寄る。
マラエカハナステートレクレーションエリアではハワイで初めて野生のクジャクを見る。
(おそらくインドクジャク)

先日のノースは大荒れ。
波が高くて遊泳禁止だけでなく、高潮のためにビーチそのものに近寄れないという過去に見たことがないような状態。
イエローテープが海岸線一帯に果てしなく張られていた。
今回はどうだろう?
まずはサンセットビーチへ。
運良く空いた駐車スペースに車を止めビーチに行ってみると・・・嘘みたいな凪状態。
波なんて全くない。
まさに海水浴日和。
この時期のノースでこんな波無し無風状態があるのか?というくらい。
のどかそのもの。

巨大な波が訪れることで知られるワイメアビーチも凪状態。ジャンピングロックは次々と飛び込んで歓声が上がっていた。完全な拍子抜け。

ウミガメがいることで知られるラニアケアビーチで日光浴中の亀の写真を撮ってハレイワの街を通り過ぎ帰路につく。

途中何度か強い雨に当たる。
期待はしたものの綺麗な虹には出会えず。
99号を南下。
ドールプランテーションを過ぎ、小腹が減ったのでワヒアワに入り、キラ二ベイカリーでマラサダ一個購入。
その後午後の早い時間にワイキキに戻った。
一旦ホテルに入り歩いてカラカウア通り散策。
約束の7時までお土産などを買いに出かける。
食事処は新しくなったインターナショナルマーケットプレイスの3階にあるイタメシ屋さん。
そこでお世話になっているハワイ在住18年のレイコと食事。
ピザが絶品。
(今回の旅二度目のピザ。なんで?笑)11時前にホテルに戻り荷造り。いよいよ明日朝ハワイを離れる。
ついに帰国日。
Day 7〜8 12月1日(土)~ 2日(日)携帯不携帯大失態。
目が覚めたのは6時。
一旦目を瞑ると8時。
6時に起きた時は暗い中で外に少し雲があったが、その後見事に雲は消え去り快晴に。
この快晴は初日以来。
9時にホテルを出る。
昨年からだがこのホテルのメンバーになっているせいなのかチェックアウトでいちいちフロントに行かない。
携帯にアーリーチェックアウトの連絡が朝入り、予定時間を選び送信。
チェックアウト完了。
すごい世の中だ。
スムースと言いたいところだったが、朝の9時前というのはホテルも客の朝の移動のピーク時間。
数千人が止まるこのホテルの4機のエレベーターはフル稼働しても追いつかない。
1階と30数階を何度も往復しているがちっとも来ない上にようやく来てもすでに満杯で乗れない。約10分以上待ってなんとか乗り込むという事態に。
スーツケースや手荷物カバンも持っているので大変だった。
そのまま向かいの駐車場へ進み車に乗り込む。
まだ少し時間の余裕がある。
カイムキの美味しそうな店をチェックしていたのでそこに向かうことに。
"EARL"というサンドウィッチ屋さんでかなりボリュームがあって美味しそうな写真がSNSに出ていた。楽しみに出かけたがオープンが10時で早すぎた。
待っていると今度は飛行機の時間がきになるので今回は諦め、近くにある以前行った新しいマラサダとアイスクリームの店 "PIPELINE" に。
コーヒーにマラサダ1個とストロベリーアイス1つ買って車に戻る。


ついにとにかくハードで車で走り回った今回の旅も終わり、だ。
フリーウェイH1に乗り一路ダニエル K イノウエ空港へと車を走らせる。
慎重に看板を見ながら車を走らせ分岐をクリア、空港内のレンタカーリターンの場所へ。
前回も利用しているので手順は簡単。
というか所定のレンタカー会社のところに行けば案内してくれ、そこに駐車すると鍵を渡して終了。
車の中の検査等もほとんどなく荷物をと出す間にもはや忙しい係員はそこにいないほどなのだ。
元々はシャトルバスで移動しなければ行けないほど不便だった空港のレンタカー会社は今は空港内にあって歩いて搭乗口まで行ける。
本当に便利になった。

やはり少し早い。
でもやることもないし、一旦手続きしイミグレーションも早々と通過。
ラウンジでゆっくり休むことに。
出発が近くなり搭乗口に移動・・・・
その時だ。
「ない!」
もう一度確認するも
「やはり無い!」
搭乗案内が始まって次々と人が機内に入っていく中、カバンのどこを探しても無いのだ。
スマホが。
今回の旅行中、実は何度か「ない!」と騒いでいる。
普段使っているカバンと違うものを持ってきたせいもあるが、なぜかその辺に置いてしまう悪い癖。
ハワイ到着翌日も「スマホがない、ホテルの中に忘れた」と大騒ぎし、結局カバンのファスナー付きのポケットの中にあった。カミさんは「(怒」また始まった・・・ちゃんと確認してよ!」と怒り心頭したばかり。
時間もない、ひとまずラウンジに忘れ物がないか連絡を取って探してもらう。
すでに大半のお客さんが機内に入り、焦るが出て来ない。結局名古屋で確認の連絡を待つことにして搭乗することになった。
よく考えて見ると・・・
ラウンジでは使用していない。
そもそもカバンに入っていると思っていたのに入っていない。
手荷物検査ではポケットのものを全部出した際にスマホを出していない。
ということはラウンジに持ち込んでいないのだ。
すると・・・
スマホのナビを見ながら車を走らせていたのはまちがいないのだから・・・
車の中だ・・・汗

名古屋行きの乗り継ぎで帰るので約9時間。
さすがに到着後だと時間がたちすぎている。
仕方がないからカミさんの携帯を借りて機内WIFIを利用しハワイに連絡を取るコトを試みる。
しかしこの日に限って機内WIFIの調子が悪く、CAさんも色々やってくれたがうまく繋がらない。
結局名古屋まで連絡が取れないままとなった。
名古屋で乗り継ぎを待つ間、まずは本当にあるのかどうか「iPhoneを探す」機能で探して見ることにした。
すると地図の上で私のスマホが表示された。
拡大していくとハワイの空港の端っこ。
よく見るとレンタカー会社の集まった場所だった。
「やっぱり・・・」少しホッとしたところと、もし見つけたのが悪いヤツだったら・・・と妄想がどんどん膨らむ。
失意のどん底で乗り継ぎ札幌へ。
夜9時過ぎ到着。
M1をテレビでやってたが、悶々としてもはや楽しむどころじゃない。
翌日はすぐに仕事、旅の疲れもあって風呂に入ってすぐに寝床へ。
Day 1 After Returned 12月3日 (月) Lost & Found
ぐっすりと寝て、目がさめる。
時計を見る。
3時。
えっ?・・・そう午前3時。
「俺は何時に寝たんだ?」たしか・・・記憶にない・・・短いが深い眠りから目が覚めた。
気になってしょうがない。
日本の営業時間は9時過ぎ。
レンタカー会社の日本語デスクに9時になって連絡を入れてみるとHP上で "LOST & FOUND" があるので確認してくれとのこと。
ところがそのリストの更新が11月30日で止まってる。
そうか・・・ハワイ時間ではまだ日曜日。
週末だから更新作業がされていない。
ひとまず待つことにした。
Day 2 After Returned 12月4日 (火) Sorrow & Despair
時差ボケなのか、気になっているからなのか、
やはり午前3時に目が覚めた。
ハワイは朝の8時くらい。
Lost & Foundをチェックしてみる。
変化なし。
ひょっとすると更新は一週間ごとなのか?
すでに「iPhoneを探す」機能はバッテリーが上がり使えなくなっている。
もはやどこにあるのかわからない。
Day 3 After Returned 12月5日(水) Twist & Shout
この日も午前4時に目が覚める。
HPをチェック。
やはり更新されていない。
ハワイの友人に直接電話で話してもらおうとLINEする。
現地でレンタカー会社に直接聞いてくれたが、やはりまだ出てきていないとのこと。
車の中で忘れたのだから、清掃時には見つかるはず。
今出てこないということはかなり厳しいかもしれない。
もはや諦めの境地・・・。
友人からも
「あんまり期待しないほうがいいかも」と。
ところが・・・一旦布団に入って寝入った午前中、家の電話が鳴った。すると英語の音声ガイダンスが流れている。よく聞くと "L&F"からだった。見つかったようだ。
改めてPCへのメールをチェックすると、
見つかった!
おそらく当日には見つかっていたのだろう。
そして預かり場所に保管されていた。
そこに次の日私から捜索願が出された。
それらを照合するのに3日かかったということなんでしょう。
でHPを見ると
1:シッピング、つまり送ってもらう。
2:取りに行く
3:寄付する
という3項目があって選ぶことになっている。
当然1。
すると送り先など項目が出てくる。
料金は150ドル。
15,000円。
高っけ〜〜。
でも仕方がない。
やはり何かある私の旅。
次回は・・・恐ろしいから考えるのやめておこう。
Several Days Later 12月12日(水) A Package Arrives
仕事から帰ると小包が届く。
中を開けると紙がくしゃくしゃとなって入ってる。ごそごそ手を突っ込んでみると、その中に携帯が。
特に包装もされず。
よく壊れなかったものだ。
意外と頑丈なもんだな。
パソコンとつなぎ写真だけ取り出す。
結局、今となればそれだけのためになぜかカルフォルニア経由で日本へ。
Welcome back !
今回の珍道中の最後はドキドキ!
さて次回は・・・
もう少し落ち着いて!おじさん! 笑
